さらば我が師(ダンテ視点)よ、我が友(スタティウス視点)よ。



煉獄篇第30歌にて、ついにヴィルギリウスはダンテの前から姿を消してしまいます。
もう導者を必要としてはいないとはいえ、突然の別れにダンテ号泣。読者も涙。
それをベアトリーチェに「ヴィルギリウスがいなくなったからって泣くな」と叱られるのですが、泣くよフツー。

これが地獄煉獄と苦楽を分かち合ってきた師弟に訪れた、急なお別れなのでした…。
ああ、ダンテ&ヴィルギリウスの愛よ永遠なれ。

作中では描かれてないけど、きっとスタティウスも号泣しただろーなと思って描画。

2008年8月7日